Misawa Miki

教卓へのアピール


『教卓へのアピール』は複数の作品から構成されているプロジェクトである。

教育制度の中で表現してきた10数年から、制度自身へ言及する試みである。


・赤本はブランディングされている

・無読書感想文

・教卓からの風景

・教室風景

・マークシートラッピング


「教卓へのアピール」

February.2006 同志社ローム記念館

February .2008 京都市立芸術大学

赤本はブランディングされている

無読書感想文

存在しない本の読書感想文を書いてもらうプロジェクト。架空のタイトルが印刷された本を並べ、[この本の感想文を書いて下さい]と被験者に指令を下す。被験者は、タイトルだけを頼りにして物語を想像していき、そして、さらにその自らが想像した架空のストーリーの感想を書いてもらい、2段階の想像力を働かせながら原稿用紙に文章を埋めていく。読書感想文という定番化したの課題から「読まなければならない呪縛」を取払い、文章を書くこと、そして想像することに目を向けた、体験型の企画である。

教卓からの風景

教室風景

マークシートラッピング

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